ご訪問をありがとうございます。ホフクです。
私はスキルも経験もない、コミュニケーション力もない。職場はパワハラ体質だし、スキルなんて身に使いない。でも、不安定な世の中で、転職をして少しでも自分の価値を上げたいと思いますよね。
僕は、転職活動をして、ただの事務員から管理部門に転職ができました。
転職先は、管理部門への転職活動を目指されている方も多いと思います。そのような方への記事になります。
転職を目指した理由
私が初めて転職をしたのは、7年くらい前で大きな会社だったのですが、一営業所で営業のデータを入力することや、物品の管理などの事務や作業を行っていました。
管理部門の本社業務、いわゆる総務、人事、経理などは本社に集約されており、学歴フィルターで本社に配属することはできず、そのような本社の管理部門の業務を行える可能性は限りなく低いものでした。
そして、私の配属された職場は、一番上の責任者がパワハラをする人で、気分次第で1時間近く怒鳴りちらす、「辞めろ、帰れ」その他記載できないような暴言多数、営業の方の成績が悪いと、怒鳴り散らしのとばっちりを受けることがありました。後輩君も、首つかまれて壁に叩きつけられていたから、ましと言えばましですが、直属の上司もパワハラ、セクハラで、営業所を回されていた人で、よくあんな環境にいたなと思います。これが世間では優良大企業だとされているのが不思議で、今だったらSNSで拡散案件多数なところでした。
このままだとスキルは身につかない、メンタルに深い傷を負う、人生が台無しになってしまう。
一歩踏み出そう。
そう考えた私は、仕事をしながら転職活動をしました。
当時の状況で転職はとても不安でこわかったです。自分の本当はどうしたいんだ。人生終わるのではないかと思いました。
そして、この悩み、不安、葛藤がしばらく続くことなります。
当時は、どんな状況でも何年かは会社に在籍するものだと思いましたが、メンタルを壊しては、その後の人生が台無しになります。20代までは、こうでなければいけない思想が強かったですが、環境につぶされては元も子もないので、いったんその場から離れました。
自分だけで転職活動をしてしまった結果
実を言うと、初めての就職のときは、それほど会社を受けたわけではなく、とんとん拍子に話が進んでしまったため、この会社に就職するための方法について、それほど詳しいわけではありませんでした。なので、どの様な媒体、方法をとってよいかわからず、転職活動をした結果、転職サイトを利用して、転職をしてしまったのです。ちなみに会社の業務は、総務、人事、経理というオールマイティな内容の業務ができると言われていました。
そして、その当時の状況から、焦って転職をして、とにかく転職をしたい一心から、会社、業界、なりたい職種をしっかり調べずに転職をしたことから、ここでも直属の上司が会社のほとんどの人から嫌われる陰湿な人で、しかも私が入社して、半年後に経営が傾きつつある状況になってしまいました。業務は、入社したばかりですし、どの業務も補助のようなかたちでした。
転職活動に必要な情報がすくないまま転職をしてしまった。このままこの会社にいてはダメだ。早めに動こう。
このように思い、失意のまま短い期間で転職をすることしました。もう自己嫌悪で、自分の置かれている状況から、打ちひしがれる毎日でした。
はじめから転職エージェントを利用していればよかった
はじめて、転職エージェントを利用しました。どのエージェントが良いかなんてわからない状況でしたし、藁もすがる思いだったので有名なところは、おおむね登録しました。求職者である私は無料でサービスを受けられることにとてもメリットを感じました。結果的には現在のパーソルキャリアさんから内定をいただいたのですが、全体として転職エージェントは、無料以外にも以下の点でメリットがありました。
- 多くの優良な紹介があった。
- エージェント経由のため、会社(求人者)も一定のフィルターがかかる。
- 求人者との交渉を行ってもらえた。
- 転職活動の相談にのっていただけた。
パーソルキャリア
当時の名前はインテリジェンスでしたね。大手のエージェントの会社です。リクルート並みの大手の求人はありませんでしたが、求人数は多く、また相談に多くのってもらい、とても面倒見の良いエージェントがいる会社だと思いました。前述のとおり、ここで内定をいただいて入社を決めました。管理部門の求人も多かったです。
- エージェントのレスポンスがよい。
- 相談に対する回答が丁寧だった。
- 紹介量も十分だった。
パソナキャリア
パーソルキャリアと同じく、業界大手の会社です。履歴書等の添削が丁寧で、転職に関する意見もしっかり伝えてくれました。ここでも内定をいただけました。僕の友達もここで内定をもらっていて、実際に就職していたので、20代から30代前半までの求人の質、量はいいものだと思います。管理部門の求人も多かったです。
- エージェントのレスポンスがよい。
- 面接対策の提案、内容がよかった。
- 履歴書等の添削アドバイスが的確だった。
リクルートキャリア
最大手です。ハイレベルかつ大量の案件があります。そして、ハイレベルな方が多く集まる印象です。内定はいただけましたが、私が内定をいただいたのは、リクルートの中では、レベルが落ちるものであろうな~といういう印象でした。そして、少しだけ敷居が高い印象でした。
- 多くの優良でレベルの高い求人があった。
- 求人者との交渉力が高く感じた。
- 履歴書等の添削アドバイスが的確でフォローがすごかった。
MS-Japan
管理部門の系の多くの求人を紹介していただきました。他のエージェントが持っていない求人も非常に多く、面接後のフォローもしっかりしていました。ただ、残念ながら、求人のレベルが高く、当時専門性がなかった私は内定がいただけませんでした。有資格など、実力に自信があり、より専門性を身に付けたい方はここなら間違いないと思います。
- 管理部門の求人紹介量が多い。他の媒体で見ないものが結構あった。
- フォローがしっかりしている。
- 特化型で私の転職活動にはあっていた。
転職までに時間がかかった
最終的に内定は、いくつかもらったものの、在職中だったのもありますが、転職には1年以上を要しました。転職期間を通して、10件応募しても1件書類が通るか程度、ずっとつらかった気がします。
転職活動期間の終盤に、なぜか書類が通りだし、面接も通過しましたが、運の要素も強かったです。
諦めなかったら、いつかは好転すると信じていました。まあ、転職前の会社に対しては諦めて三行半でしたけどね。
ちなみに、割と早く転職活動が終わっている人をネットで見ていて、相当な焦りもありました。
転職活動の対策したこと
職務経歴書の記載項目をイメージしやすいようにした
履歴書はありのままし書けないので、職務経歴書を工夫しました。形式面と内容面です。
形式面はエージェントから口を酸っぱく言われると思うので、項目のナンバリングを気を付けて見やすさを重視すれば大丈夫です。
内容面は、経験業務からどの内容を行ったのか、想像できる程度に補足を書いて工夫しました。
例えば、請求書の処理という項目があったとして、それに月何件対応とか、新しい請求書システムの導入で業者との連携に関して主導的に対応した等、資格を取得していれば、どの様な目的でその資格を取ったか等です。
イメージを持ちやすいということは面接も比較的スムーズに進むことになるので、おすすめです。
面接を意識をして、ノートを作って対策をした
対策の内容は、基本的に面接での質問内容を類型化して、ノートを作るというオーソドックスなものなのです。
面接では、経歴が必ずと言っていいほど問われると思います。だけれども、その問われ方が、1分以内とか時間の制限を付されたり、経歴ではなく自己紹介をしてだったり、その問われ方も様々なので、それに対応できるように、一の項目について、どのような質問パターンがあり、どのように答えるかもノートに記載しました。
経歴ではなく、自己紹介って言われると、当初は自己紹介って何、どの程度答えればいいの?となっていたのですが、結局は経歴を話せばいいんですよね。
自己紹介をしてと言われたとき、かなり戸惑った気がします。
ノート作りで意識したことと、方法論は以下のとおりです。
- 良く問われる内容につき、ノートを作った。
- 内容はどのような印象を持たれるかを意識した。
- 問われ方のパターンも考えた。
- 作ったノートを何度も読み返した。
- ノートに記載した内容は暗記した。
- 暗記した内容は暗唱した。
面接で気を付けたこと
面接では多少演じることになるであろうが、嘘、偽りは自分が不幸になる
その会社、採用担当者(上司)がどのような人材をもとめているかは、はっきりとはわかりません。
それなのに、スキルがあって優秀な人材だと思われるように、経歴等を誇張しすぎたり、嘘偽りで面接に通ったとしても、転職先で苦しくなるだけです。
それに、求人内容で優秀な人材がほしいと記載されていたとしても、実際には、その採用担当者も自分より優秀な人材が入社されても困ると思っていることもあるので、本音は”採用担当者に及ばないが”優秀な人材がほしい、であったりで、採用担当者の本当の真意はわかりません。なので、経歴等を誇張しすぎたり、嘘偽りで面接に臨むことは、あまり意味のないことと思います。
ほとんどのことが裏表の関係、短所は長所でもある
長所、短所と問われたときのために受けるアドバイスで、裏表の関係になっているので、それを意識して回答しなさいとよく言われると思います。
例えば、せっかちな人は、短所として、物事を拙速に対応しすぎて、その後の状況変化から、無駄になることがあるが、長所としてはスピード感をもって、レスポンスよく対応できる、等です。
また、少しおっちょこちょいで、それを自分では短所だと思っていたが、実はまわりはそれに和まされて魅力を感じていた、等のものもあります。
面接の性格の長所、短所とは話がそれますが、長所、短所の関係は、例えば、通勤の移動時間が長いと思っていたら、長く歩くので良い運動になっていたとか、移動時間に集中して勉強できる、等があります。
悪い面や短所ばかりに目を向けず、それに何かしらの長所がないか探してみて、面接で答えれば、こういう視点に気づく方なんだ、プラス思考な方なんだと思われて、かなり面接官の印象はよいのではないかと思います。また、管理職になってからも、こういう視点がないと部下とうまくやれないですよね。
長所と短所が裏表の関係というのは、日常でもそうですよね。一見、物事は、悪いように見えても、実はよい面もあると考えると、自分の気持ちも穏やかになると思います。
転職の決め手
最終的に、管理部門の業務ができること、人事、経理への希望も持っていたのですが、それほど専門的な経験も積んでいないので、本社の総務として入社をして、管理部門の者としての実力を身に付けようと考えました。また、総務系の制度策定にも携われそうであったことが、入社の決め手でした。
まとめ
転職活動をするのであれば、サポート、求人の質等を考慮すれば、転職エージェントを使用した方ががぜん有利です。なかなか転職は一人ではうまくいくことは難しい場合もあります。
転職活動は、うまくいかないときもあります。
それでも、自分の人生なので頑張りましょう!
コメント